東北大学ロゴマーク 高度医療人材養成 拠点形成事業

About

事業について

本事業では我々は「データサイエンスを活用した新たな医療を創出する医療人材育成拠点」として、AIを活用し、徹底した負荷軽減がもたらす余力と時間をより良い医療の提供に資する研究に費やし、 常に改善し続けるデータ駆動型PDCA (Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善))サイクルを介して、データサイエンスを活用した新たな医療を創出できる高度医療人材を養成・輩出します。

事業の目的

質の高い商用化に資する診療情報・生体情報の診療情報基盤を確立することを目的とします。 また、日常診療データから得る新たな知見や気付きを基に、基礎研究を深化させ、ゲノム層別化医療の開拓等新たな基礎研究の展開を狙います。 クリニカル・スキルスラボの拡張により、実践的医療行為取得の促進等を行い医学生の教育の効率化や、DX技術を活用することで、日常診療の効率化や負担軽減を目指します。 また、上記の様々な試みにより業務負担軽減と研究支援体制を構築し、研究者の研究時間の確保並びに、人材の育成を行っていきます。

Purpose1

国際レベルの 臨床研究の推進

糖尿病・高血圧・心血管疾患といった生活習慣病に対しては、AI Lab、メディカルITセンター (MITC)が持つ臨床情報データを活用し、バイオバンクを融合し基礎研究と臨床研究を融合した研究を行なっていきます。 また当拠点の特徴として難病・希少疾患の患者数が多い点が特徴であり、診療情報、生体試料、ゲノム情報を連携させることにより、 企業や他大学と共同してドラッグロスが生じやすい難病・希少疾病領域の新規医療開発に取り組んでいきます。

Purpose2

人材養成

基礎研究者と臨床研究者がお互いの研究を紹介するワーキンググループを拡充し、医学生や大学院生にもワーキンググループに参加できるようにしていきます。 共通機器の使い方や、基礎的な研究手技を動画保存(アーカイブ化)し、digital campusとして公開していきます。

事業内容

負担軽減による 研究時間の確保

クリニカル・スキルスラボの拡張により、実践的医療行為取得の促進等を行い医学生の教育の効率化を行います。またDX技術を活用し日常診療の効率化や負担軽減、また研究補助を行っていきます。

商用化に資する 診療報基盤整備

医療データ利活用センター: (MDUC)が次世代医療基盤法に基づき質の高いデータを提供し、AI Labは自然言語処理技術で診療録情報を構造化し、 クリニカルバイオバンクが有する試料を連結化することで、質の高い商用化に資する診療情報・生体情報の診療情報基盤を確立します。

診療情報を活用した 基礎研究の深化

日常診療データから得る新たな知見や気付きを基に、基礎研究を深化させ、ゲノム層別化医療の開拓等新たな基礎研究の展開を行っていきます。

新規治療・診断の導入による 日常診療の最適化と人材の輩出

上記の様々な試みにより業務負担軽減と研究支援体制を構築し、研究者の研究時間の確保並びに、人材の育成を行っていきます。